校正・校閲 「本を作るということ」

校正者やライターをやらせて頂いております。

日本史、民俗学、事実チェックは楽しい沼

 事実チェックとは、大量の知らないことを調べることです。(少なくとも、私には、ですが…)

 日本史や民俗学が好きなので、そういった分野の作品制作のお手伝いをさせて頂くことが多いですが、いくら好きな分野とはいえ、自分ごときの知識では著者の先生にかなうはずがありません。

 

 そこで、webで調べ、手持ちの本から調べ、図書館で調べと、知識の探究者に変身するわけです。時間は掛かりますが、これがとても楽しい! 

 

 そして、楽しく勉強したことの中から、一般論(学会の定説・教科書に載っている説)となっていることを軸に、著者の先生の執筆されたものを見ていくことになります。これが、悩みどころ。つまり、どのくらいえんぴつを入れるかが難しいのです。

 先生の言いたいことを活かすためには、どのくらい突っ込むべきか。素人が、その分野の先生に意見することへの葛藤もあります。

 

 一度書いたえんぴつを何度も書き直すことも多くて、なかなか効率的な進行ができません。そもそも、上手なえんぴつの入れ方とは、何なのか?という問題もありますが、ここはより多くの方に教えを請いたい部分です。とはいえもちろん、最終的には全体のバランスを見て、自分なりのベストを尽くしたものをお納めしているつもりです。

 

 

 知識を得ること、バランスを見極めること、一生学んでいくことになりそうです。

 

自己紹介

名前

 森明子(奥みんす) 

メールアドレス

okuminsu.a.m@gmail.com

 

仕事

歴史・民俗関連の書籍の校正・校閲

その他一般書籍も対応中。

書評系ライターもやっています。

 

経歴

大学卒業後、出版社と編集プロダクションを転々とし、校正者として独立。東京から名古屋(結婚)、名古屋から東京への転居(離婚)を経て、現在は地元の八王子に在住。

河出書房新社の校正課に、派遣社員、その後個人契約の形で通った後、完全に自宅引きこもりで、活動中です。

 

得意なのは、

日本古代史、民俗学、江戸の文化、明治大正の文化

OCRで読み取った文章の引き合わせ、手書き原稿からの引き合わせ。

 

(書籍の制作作業、つまりは、インデザインでの組版、過去の文献から引用する画像のクリア化、も承ります。しかし、こちらはプロの腕前はないです。今のところ、自費での書籍制作を希望する方、学術系同人誌を作りたい方向けです。おしゃれな誌面じゃなくても良い、多少時間は掛かってもいい、あちこちと交渉をしたくない、安く済ませたい、という時にどうぞ)